2007/01/05

でらしね <2004/日本>

でらしね <2004/日本>

★★★★☆☆☆☆☆☆ (4points)

いたって真っ当な監督が変態っぽくみせようと頑張れば頑張るほど映画が下品になっていく、ということの証のような映画。

この監督、常識人でしょ、たぶん。人となりなんて全く知らないけど。なんか無理して、変態の方向にベクトルを向け過ぎてる気がして、痛々しい。これが率直な感想。変態ベクトルはいいとして、やっぱ、突き抜けないんだよね…。突き抜けないから、その途中で、ヘロヘロってなって、なんかこっちが逆に恥ずかしくなる…。やるなら、やるとこまで、やって下さい。やらない、もしくは、やれない、のであれば、やらないで下さい。以上、かな。