2007/05/15

プラダを着た悪魔 <2006/米>

プラダを着た悪魔 <2006/米>

★★★★★☆☆☆☆☆ (5points)

可もなく不可もなし。毒にもならず薬にもならない。暇つぶしにはもってこい、ですな。

ファッション誌のカリスマ鬼編集長(メリル・ストリープ)のアシスタントにふとしたきっかけでなってしまったジャーナリスト志望の女の子(アン・ハサウェイ)が、怒られ、いびられ、いじめられながらも、アシスタントとしての仕事をおぼえ、まるで興味のなかったファッションにも徐々に目覚めていく…、である地点までできるようになると、ふと我に返って、「あれ、一体わたしは何がしたいの」と自分探しを始める…。

まぁ、なんて、ありがちな物語なんでしょ(書いててこっちが恥ずかしくなるくらい)。

でも、一応、最後まで観ちゃいました。だって、観てて疲れないから。

テンポもいい。ストーリーもこっちの予想をまるで裏切らないので頭使う必要がない。アン・ハサウェイはかわいい。

要は、ぼけっと、ファッション・ショーを2時間見てる感じ。

ということで、本作、観た後に何も残りません(個人的にはジミー・チュウを憶えたくらい)。でも、そもそも、映画観て何かを残そうと思うこと自体、ロマンチック過ぎると考える方々には、うってつけの映画でしょう。